

基礎看護領域
基礎看護領域とは
本学で学ぶ看護学の入口と出口として、看護とは何か、看護専門職とは何か、看護過程の展開方法、基本的な看護技術、コミュニケーション能力、倫理的判断力などの看護基本技術を学修します。
本領域では、学生一人ひとりが看護専門職としての自覚と責任感を高め、多様な状況に対応できる柔軟な思考力と実践力を身につけることを目指しています。
教育
- 1年次:看護学原論、看護専門職論Ⅰ、生活援助?療養援助技術Ⅰ、早期体験実習
- 2年次:ヘルスアセスメント、生活援助?療養援助技術Ⅱ、生活援助?療養援助技術Ⅲ、生活援助?療養援助技術実習、看護過程演習
- 3年次:なし
- 4年次:看護統合実習、看護卒業研究、看護専門職論Ⅱ
実習室の紹介
基礎看護実習室では、血圧?脈拍?呼吸?体温の測定技術、ベッドメイキング、手洗い法などの基本的な看護技術、車いす移乗、食事介助、清拭、口腔ケアなどの日常生活に密着した看護技術、注射や採血などの診断?治療に伴う看護技術を学びます。看護技術の学習は、グループ学習を基本としています。学生はグループメンバーと切磋琢磨し合い、看護技術の修得に励んでいます。
主な卒業論文のテーマ
- 看護の対象となる人々の安全、安楽、自立を目指した看護援助
- 看護の目的を達成するための効果的なコミュニケーション
- 看護の対象となる人々に対する自己の関りの認識と行動の特徴
メッセージ
看護は、人々の健康と人生を支える素晴らしい仕事です。基礎看護領域では、看護の基本となる知識?技術?態度をしっかり学び、看護専門職としての第一歩を踏み出します。高校生の皆さんには、看護の世界への扉を開くきっかけに、在学生の皆さんには、看護職としての自信と誇りを育む場として、ぜひ基礎看護領域での学びを大切にしてください。